夢の住まいを実現するための家づくりテーマ選びの秘訣

いつも森の家ブログをご覧頂きありがとうございます。

最近の暑さで、家から一歩も出ない日がよくあります。

前回のブログで家を建てたい!と考えているとお話ししましたが、

そんなおうち時間中に自分の理想の家についてぼんやりと考えています。

自分の理想が詰まったお家にしたいと考えるのは皆さんも一緒だと思います。

ということで今回は、

家づくりのテーマを決める際のポイントと

アイデアについてお話ししようと思います。


家づくりは一生に一度の大きな出来事であり、

どんな家を建てようか考えている時間はとてもワクワクしますよね。


では、どのようにして家づくりのテーマを決めるべきか

いくつかポイントをお伝えしていきます。


〇ライフスタイルから考える

最初に考えるべきことは、自分や家族のライフスタイルです。


家は生活の拠点であり、

快適に過ごすためにはライフスタイルに合った家づくりが必要になります。


例えば、アウトドアが好きなら自然を感じる家、

料理が趣味ならキッチンを重視した家、大家族なら収納が多い家など、

ライフスタイルに合ったテーマを考えてみましょう。


〇予算を考慮する

ライフスタイルからテーマを考えても

現実的には予算を考慮する必要があります。


予算に合わせたテーマを選ぶことが、家づくりの成功につながるのです。


コストを抑えた素材の使用や、

自分でDIYしてみてコストを抑えるなどの方法も検討しましょう。


〇好みや趣味を反映させる

自分や家族の好みや趣味を家づくりのテーマに反映させることで

より満足度の高い家を実現できます。


インテリアやカラースキーム、デザイン要素など、

自分らしい家づくりを考えてみてください。


〇未来を見据える

家づくりは長期的に関わっていくものです。


将来の変化やニーズを考慮してテーマを選びましょう。


例えば、将来的に家族が増える可能性や、リモートワークの必要性など

今後の未来の暮らしを想像してテーマを設定しましょう。


〇環境への配慮

環境にやさしい家づくりが注目されています。


エネルギー効率の高い家、再生可能エネルギーの活用、断熱材の使い方など、

環境に配慮したテーマを検討し、持続可能な家を作り上げましょう。


〇アイデアを収集する

家づくりのテーマを決める際には、

雑誌やウェブサイト、SNSなどからアイデアを収集するこも大切です。


他の人がどのようなテーマで家づくりをしているかを参考にし、

自分のイメージを具体化させましょう。


最近では、Instagramのリール動画や

tiktokでお家の紹介動画をアップしていることも多くあります。


最後に、家づくりのテーマを決める際には、

専門家の意見も聞くことをおすすめします。


家づくりは一生に一度の機会です。


テーマを慎重に選び、満足のいく家づくりのお手伝いをしていきます!

地震対策について

いつも森の家ブログをご覧頂きありがとうございます。

つい先日、九州地方で震度6弱の地震が発生しました。

年始の能登半島地震から続いて国内で地震の発生率が増えています。

災害時の避難先を家族間で共有しておくなど、充分な備えが必要になるかと思います。

今回は、最近の問題でもある地震についてお話したいと思います。

日本に家を建てるときに必ず考えないといけないこと

それは地震対策です。


政府の地震調査委員会は今後30年以内に

震度6弱以上の激しい揺れに襲われる確率を示した

予測地図を公開しています。


そこで、実際に大地震が起きた時、建物はどうあるべきでしょうか?

安全性の目標として以下の考え方があります。


㈰「人命を守る」

 建物の崩壊・倒壊を防ぐ。家具などの点灯を防ぐ、火災の発生を防ぐ

㈪「財産・資産を守る」

 個人・企業などが自ら保有する財産や資産を地震により損壊することを防ぐ

㈫「機能を守る」

建物固有の機能(生活・事業・社会的使命等)が停止することを防ぐ


上記の安全性の目標を達成するために、現在では様々な耐震技術があります。


代表的な耐震技術として、

地震の揺れを耐える「耐震構造」

地震時の揺れを抑える「制震構造」

地震の揺れを伝えさせない「免震構造」

の3種類があります。

今回はこの3種類の違いを話します。


まずは制震構造です。

「制震」とは、エネルギー吸収体を住宅に

配置することで建物の揺れを抑える工法です、

超高層ビルや橋にも採用されている最新の揺れ防止技術です

構造の特性上、地震の揺れが建物に伝わる為、

土地の形状によっては建ぺい率ギリギリで家を建てることができない場合もあります。


次に免震構造です。

「免震」とは、ベアリングや積層ゴムを建物の下に設置し、

免震層を介在させることによって、地面の揺れから免れます。

つまり住宅は宙に浮いた状態で地面だけが動くという、

地震対策としては理想的な工法です。


ただし、浮いている状態であるため風の影響を受けやすい、

他の構造に比べコストがかかりやすい等のデメリットもあります。


最後に耐震構造です。

「耐震」とは、筋交いや面材によって強度を高めて、

地震の力に耐える工法です。

建築基準法では、1923年の関東大震災クラスの地震に

耐えられる建物の強さを耐震等級1と定めています。

注意点としては、建物を固定し強度を高めていますが、

実際に大きな地震を受ける度に固定にゆるみなどが発生し、

建物が痛んでしまうことがあります。


以上が耐震技術の説明となります。

どの構造が良い、悪いではありません。

地域や建てたい家、予算など様々な要因から選ぶのがいいと思います。

また、これらの工法は組み合わせて使われることもあります。

耐震+免震構造や耐震+制震構造などです。



今回は大切なものを守る技術を知っていただけたと思います。

今後の家づくりにお役立ちいただけましたでしょうか。